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2025.04.11
学校生活
ウィンクあいちにて、高等課程の入学式を挙行しました。
今年度は69名の入学者となりました!
新入生・保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
下記に校長式辞を添付させていただきます。
色鮮やかな花々に包まれ、春の香りが満ち溢れる春爛漫のこのよき日に、沢山の保護者のみなさまのご臨席を賜り、学校法人大橋学園 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校高等課程並びに大橋学園高等学校 令和7年度 入学式を迎えられたことを心より嬉しく思います。
先ほど入学許可を与えました69名の新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。期待と緊張が入り混じる、張り詰めた空気の中で、みなさんの輝かしい表情に出会えること、本校にとって、常に変わることのない、喜び・感激であります。本校を代表し、心よりお祝いを申しあげます。
さて、新入生のみなさん、今日から名古屋ユマニテク調理製菓専門学校高等課程での生活が始まります。
学校生活を始めるにあたり、心得ていてもらいたいことをこれから三つお話ししたいと思います。
まず一つ目は「良い習慣を身につける」ということです。ここでいう習慣とは基本的生活習慣はもとより、誰からも清々しい気持ちを持たれ、信頼を得ることのできる、大きくて元気な挨拶やさわやかな笑顔の習慣や、自分の視野を拡げ内面を磨くための読書の習慣などです。学業と諸活動を両立させる上で、自分が目標とするものに相応しい習慣が確立できれば、進路を明確にし、心身も充実します。また、学習に対しても、単に知識を増やすだけではなく、その知識を活用させることの大切さと喜びを実感できるようになります。
二つ目は、「新たな自分への挑戦」です。みなさんには、まだ自分でも気づいていない素晴らしい才能が必ずあります。自分の良さ、新たな才能を発見するためには、積極的に自分と向き合うことが何よりも大切です。私たち教職員は、みなさんが主体的に挑戦されることは精一杯サポートし、みなさんと共に学び歩んでいきたいと、考えております。そのために学校はみなさんの可能性を引き出すために様々な学びの機会を提供したいと思います。それらに真剣に、そして謙虚に取り組んでください。一人で取り組むのが大変なら、チームを作りましょう。みなさんのまわりを見てください。縁あってここに集まった仲間がたくさんいます。お互いを認め、切磋琢磨してください。きっと仲間が互いの可能性を引き出してくれることでしょう。しかし何をするにも失敗はありますが、真剣に取り組んだ後の失敗なら得られるものはとても大きいということを忘れないでください。そして失敗した時こそ一層謙虚になり、もう一度まわりを見てください。そうです。みなさんには。ご家族がいます。そして先生方がいるのです。ぜひ相談してください。きっとみなさんに寄り添い、熱心に導いてくれるでしょう。成功や失敗をたくさんすることでみなさんの可能性はどんどん広がっていきます。
三つ目は、「過去は変えられないが、未来は自分の努力次第でどのようにでもなる」ということです。これは私が一番好きな言葉の一つです。この中には、残念ながら中学校時代学校に行けなかった人、怠けて成績が芳しくなかった人、保護者に迷惑ばっかかけた人などいろんな人がいると思います。この15年間にやってしまったことは残念ながら変えることはできませんが、これからは自分の努力次第でどのようにでも変えることができるのです。ですから、例えば、中学時代学校に行けなかった人、騙されたと思って、まずは明日から1週間頑張って登校してください。私は毎日玄関で迎えていますから。それを4回だけ繰り返してください。そうすると習慣がつき、学校に来るのが当たり前で苦にならなくなります。
遅くなりましたが、保護者のみなさま。私ども大橋学園グループは、80年近い歴史を持ち、国立高専の5年教育と同様、私立の5カ年教育もしくは6ヵ年教育を目指しております。本校での高等課程卒業後は、調理・製菓はもとより、保育系のユマニテク短期大学をはじめ、歯科衛生・看護助産・医療福祉・国際ビジネスなど様々な分野の姉妹校を有しており、すべて優先入学が可能な学校でございます。お子様たちのこれからの3年間、いや5年間をも安心して過ごしていただけるよう私共教職員が一丸となり、ご子息ご息女と保護者のみなさまと私どもが一緒に並走いたします。喜怒哀楽の激しいこの時期のお子様たちを、時には励まし、時には喜びを分かち合い、叱咤激励しながら歩んでまいります。すべてはお子様たちの成長の為、卒業の暁には、本校に入学してよかったと思っていただける様に、保護者のみなさまには多大なるご支援・ご協力をお願いしたく存じます。
最後にみなさんが今ここにいるのは、みなさんが努力を積み重ねてきた結果に間違いありません。しかし、それだけではないのです。ご家族の方々をはじめ、ご親戚、中学校の友達・先生など本当に多くの方々がみなさんに関わってくれているのです。そのことも決して忘れないでください。 これからの3年間がみなさんにとって実り多いものとなりますよう、心から応援をしていることをみなさんにお伝えして、「式辞」といたします。
令和7年 4月10日 校長 星野 正純