学校法人 大橋学園 名古屋ユマニテク調理製菓専門学校

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令和元年度 卒業証書授与式を挙行しました

2020.03.04

学校生活

去る3月4日(水)、本校6階にて、48名を送る卒業証書授与式を挙行しました。

社会情勢を鑑みた上での縮小化された式ではありましたが、答辞では、一人一人が3年間を振り返って家族や同級生に感謝の言葉を述べながら感極まる様子も見られ、心温まる時間となりました。

 

3年生の皆さん、ここまでよく頑張りましたね。新たな舞台でも、さらなる活躍ができることを教職員一同で応援しています。

 

 

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以下に、校長式辞の内容を記載いたします。

 

令和元年度 高等課程卒業証書授与式 校長式辞

 

梅の花が咲き乱れ、光の中に春を感じられるようになりました、この日に、多数の保護者の皆様の御臨席を賜り、第15回卒業証書授与式を新型コロナウィルスという非常事態の中ではありますが、挙行できますことは、卒業生はもとより本校にとりましても、大きな喜びであります。 まずは厚く御礼を申し上げます。

 

さて、卒業証書を授与しました 48名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
みなさんは、「日々の勉学」はもとより、生徒会活動や各委員会活動を中心に、かけがえのない青春を充実させるべく、研鑽の日々を積み重ね、本日、晴れて卒業の日を迎えたのであります。
これは、勿論、みなさん一人ひとりの精進努力の賜物ではありますが、同時に日夜を問わず、温かい愛情を持って励まし支えて来られましたご家族や先生方、さらには本校創立以来、ご支援を頂いております多くの方々のご援助のお陰でもあります。どうかこの点にも思いをかけて、感謝の気持ちを忘れることなく、一層の精進を積み重ねるよう期待してやみません。
私は着任してまだ2年しか経っておりませんが、スポーツ大会や体育祭、ユマフェスなどでクラスや学年が一丸となったパワーなど、この2年間で感じたことは、みなさんには、磨けば磨くほど光る、素晴らしい個性や特性があるということです。自ら求めて学ぶ中でそれを磨き上げ、輝かせて下さい。そして、既成概念にとらわれない柔軟な発想で、大きな帆をあげて、これからの長い人生を歩んでいって欲しいと思います。
ここ、名古屋ユマニテク調理製菓専門学校はみなさんの母校です。みなさんのご家族が、どれ程みなさんの将来をご心配なさっているかと同様、私たちも同じ思いでいることを、どうか忘れないで下さい。何かに負けそうになった時、まずは、ご家族の顔を思い浮かべ、次にこの母校に思いを馳せていただきたいと思います。

 

卒業にあたり、最後に私から伝えたいことがあります。忘れないでほしい本当に最後の最後のメッセージです。
みなさん、自分の手のひらを見て下さい。小指、薬指、中指、人差し指、親指ですが、手のひらを広げ、薬指、中指、人差し指の三本を曲げてみて下さい。小指と親指が残ります。この親指は皆さんの親御さんや担任、親せきの方や、みなさんを取り巻く周りの人たちです。そっと小指を親指に近づけて見て下さい。親指は自然と小指の方を向きます。みなさんがどこを見ている時でも、みなさんの親や担任、多くの人たちがあなたを見守っているのです。辛いこと、悲しいこと、苦しいことがあった時、歯を食いしばり、手を握りしめ、そしてそっと小指と親指を立ててみて下さい。
どんな時でもみなさんは一人ではないのです。必ず誰かが温かく見守ってくれています。それを信じて前に進んで行って下さい。
私はこんな素晴らしいみんなに出会えて幸せでした。ありがとうございます。

 

最後になりましたが、卒業生の保護者の皆様、お子様のご卒業を、教職員を代表しまして心からお祝い申し上げます。皆様方には、この三年間にわたり、本校の教育活動に暖かい御支援と多大なる御協力を賜りましたこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 

今ここに皆様方からお預かりしました、お子さまたちをお返しいたします。こんなに立派に成長いたしました。私たちはこの48名が自慢であり大好きです。どこの高校生にも負けません。胸を張って、「私たちの自慢の教え子です」と大きな声で応えます。
それでは、希望に満ちた出発の日に当たり、ご多用の中、ご臨席いただきました保護者の皆様に感謝を申し上げ、式辞といたします。

令和2年3月4日   校長 星野 正純

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